ふたたび、蓮の花

初めて蓮の花に出会ってから一年がたった。つい昨日のことのようだ。
あの日は梅雨があけたばかりの日ざしの強い猛暑、
薬師池公園に着いたのが午後を回っていたので、
花は閉じかけていたものの、十分に美しい姿を見せてくれた。
そして、今年はできるだけ早い時間に会いたいと思った。
昨年は町田駅からタクシーに乗ったが、今回はバスを利用するつもりだった。
ところが、そのバス停にたどりつくまで迷いに迷って30分のロス。
薬師池公園に着いたら10時を回っていた。
昨年に比べて、開花時期が遅れているのか、
花の数が少なく、撮影に訪れた人たちもがっかりした様子。
蓮池のまわりを歩いていて、目に飛び込んできた蓮の花。
昨年よりも3時間早く来てよかった。
つい触れてみたくなったのだが、写真を撮るだけにした。
透明感あふれるロータスピンクにうっとり。
ここの蓮は大賀蓮である。
昭和26年に蓮博士と呼ばれた東大農学部教授の大賀一郎氏が、
千葉市検見川遺跡で縄文時代に咲いていた古代蓮の種3粒を発見し、
そのひと粒の開花に成功したものとして有名だ。
2000年の時を経て甦った蓮の花、大いなるロマンを感じる。
わたしも蓮の種を育ててみたいと思ったのだが、
やはり、年に一度、蓮池に咲く蓮を見るのが楽しみ、それでいいのだと思った。
                           〈薬師池公園〉2005.7.16

(1)  (2)  (3)  (4)  (5)  (6)  (7)  (8)  (9)  (10)  (11)  (12)  (13)  (14)
(15)  (16)  (17)  (18)  (19)

HOME/MENU